古暮千恵子展
Chieko Kogure Exhibition
2024.10.30(Wed)-11.04(Mon)
11:00~18:00(最終日は16:00 まで)
軽食とソフトドリンクもお楽しみいただけます。
※画像クリックでPDFが開きます
「松村誠一×酒井重良展」を開催いたします。
ちょうど10 年の歳の差がある二人ですが、同じく多摩美術大学の出身ということもあり、
校友会の群馬支部「ぐんたま」や、群馬在住もしくはゆかりのある版画家の交流を目的に創
立した「群馬版画家協会」が出会いの場となりました。
その後、現代美術家・上條陽子氏の主催するアーティストブリッジに参加することを通し
て、より深く交流することになりました。
しかし、作品と制作に向かう姿勢は、それぞれの特質が反映されております。
松村は、初発のイメージを明確化するためにデッサンを重ね、版の特質の中に定着させてい
きます。論理的な方法論と技術が、自己の想念を支えています。
酒井は、様々な版種や技法を使いながら、偶発的な要素を盛り込もうとします。感覚的な閃
きを捕まえたいのです。
そうした異なる個性が紡ぎだす作品をご覧いただき、楽しんでいただければ幸いです。
松村誠一プロフィール
1958年 大阪府生まれ。
1985年 多摩美術大学大学院版画専攻修了。
1985年 現代美術の祭典・優秀賞。
1988年 文化庁芸術家国内研修員。
1993年 第2回高知国際版画トリエンナーレ佳作賞。
2019年 FEIPRINT AWARD 2019・準大賞。
2022年 個展(富岡製糸場西置繭所多目的ホール)
2024年 作品集刊行。個展(シロタ画廊・銀座)
3月 桐生大学教授退任
現在 一般社団法人 日本版画協会会員
パブリックコレクション
大英博物館
南アルプス市立美術館
ニューサウスウェールズ州立美術館
いの町紙の美術館
多摩美術大学美術館
酒井重良プロフィール
1948年 群馬県館林生まれ。
1966年 栃木県立足利高等学校卒業。在学中
石井壬子夫の影響により美術を志す。
1970年 多摩美術大学卒業。
在学中、学園紛争を経験。
群馬県立聾学校赴任。
子供たちとの触れ合いを通し、言語と造形、素材と
表現、人の生き方と価値について示唆を得る。
2002年 第2回山本鼎版画大賞展入選。
(以後、5回、7回、8回、9回)
2003年 小浜・命のかたち展優秀賞。
2004年 第2回小浜・命のかたち展優秀賞。
その他個展グループ展多数
現在 一般社団法人 日本版画協会会員
群馬県美術会会員