篠﨑孝司展
2023.3.29(Wed)-2023.4.9(Sun)
11:00~18:00(最終日は16:00 まで)
月・火曜日休廊
軽食とソフトドリンクもお楽しみいただけます。
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響きあう星々 そして、命の水
作品は、喜怒哀楽の感動の証であり、現代社会に抗うメタファーである。
木々達は幹に水を貯え、枝葉で星々の歌を詠み、根で地球の鼓動を聴く。
動物達は水を運び木々の周りに集い、恵みに喜び歌い踊る。
篠﨑孝司
異形の生命
篠﨑孝司は長い間、障がい者と呼ばれる人々に絵を教えてきた
( いや教えるという表現はおそらく正しくない。彼らと向き合い豊かな時間を共有してきたと言うべきだろう )。
その篠﨑は彼らのことを決して「障がい者」とは呼ばない。いつも彼らのことをそれぞれの「個性」と呼ぶ。
この言葉に篠﨑の実直な思考というものがよく現れている。
篠﨑の作り出すものには表面的な美しさというものはない。
そこにあるのはもっと根源的な「生命」や「波動」のようなものを探ろうとする行為であり、
「普通」を良しとする社会からなるべく離れた場所に身を置こうとする行為である。
そのため彼の作り出すものは「異形」と表現されるようなものが多い。
ただそれは単に空虚な異形ではなく、奥底に温かな生命を蓄えた生きた異形である。
岩本圭司(造形家・artspace & café 代表)
篠﨑孝司(Takatsukasa SHINOZAKI)
1951年 足利市に生まれる。
2001年 館林市スペースUにて陶製創作楽器「水留音」を発表
銀座ギャラリーみうら[Stoned biku]個展
2002年 太田市ギャラリーEN 水留音展、桐生市有鄰館 水留音展
2003年 大谷資料館 「太古の響き」
2007年 川越市立美術館にてタッチアートコーナ展示と「太古の響き」ワークショップ。
2008年 ノイエス朝日 「太古の響き 命の水」
2009年 新潟「土と水の芸術祭」舞踏家小林嵯峨とコラボ演奏。
2010年 栃木県立美術館にて「イノセンス」演奏
2011年 足利市木村浅七邸 「篠﨑孝司と樺崎の絵師たち」
2012年 館林市立美術館「中央関東の現代美術 館林ジャンクション」
2013年 佐野ギャラリーファンタジア 個展
2014年 足利市 「CON展」参加 以降毎回参加
2018年 桐生市 pansee gallery 個展
2021年 足利市 「路地まちアートランブル」参加
桐生市 ギャラリーオマドーン 2人展