artspace and cafe

ギャラリーオープン記念展

シリーズ企画「もうひとつの扉」VOL.1 青野文昭×小林雅子展「記憶の裂け目」

2019.7.27(sat)~ 9.1(sun)

11:00~19:00(最終日は17:00まで) 月・火曜日休廊
軽食とソフトドリンクもお楽しみいただけます。

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2019年7月、歴史の町で知られる栃木県足利市に、カフェを併設したギャラリー「artspace & café」をオープンいたします。そのオープン記念展として、青野文昭と小林雅子による企画展「記憶の裂け目」を開催します。
二人はそれぞれ、モノや人の記憶が大もととなった作品をつくり続けてきました。青野文昭は、山中、海岸、街なかなどに捨てられていた家具や看板、さらには自動車や船舶の断片などを、「修復」をテーマとして、壊れて欠けた部分を造形的な材料や手法で補い再生させて制作を行っています。小林雅子は、かつて自分が身に付けていたかもしれない、記憶の中の衣服や身のまわりのモノを、油紙を素材にほぼ原寸で表した立体作品や、既成の本をもとに造形化したブック・オブジェなどを制作しています。
こうしてつくられる二人の作品は、どの人の心にも隠されている記憶の裂け目のようなものといえます。私たちはそこに深く接することで、二人の制作の源となった記憶に触発され、自分自身の意識の奥底にある様々な記憶を呼び起こされるでしょう。