artspace and cafe

2021.12.11(Sat)-2022.1.2(Sun)

11:00~18:00(最終日は16:00 まで)
月・火曜休廊(月・火が祝日の場合は営業し、翌日休)

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※画像クリックでPDFが開きます

昨年も弊廊で開催し好評を博した池貴巳子韓国民画展を今年も開催いたします。
来年は寅年ということもあり、「虎がいっぱい」な展覧会を年末から年始に掛けての開催といたしました。
彼女の自由で柔らかな筆致は、心を優しくしてくれます。
小品もたくさんあり、お手軽なお値段でお買い上げいただくこともできます。
貴社においてご紹介いただけましたら幸甚です。

造形家・artspace & café代表 岩本圭司


20代後半、韓国の伝統絵画である民画の「鵲虎図(じゃっこず)」を見て、
こんな絵を描いてみたいと直感的に思う。10年勤めたデザイン事務所を辞めて渡韓。
言葉もろくに話せない私に、羅正泰先生は身振り手振りで民画のイロハを教えてくれた。
半年は、虎ばかり描いた。それから34年、今も虎の絵を描いている。
「貴巳子の虎が描けるといいね」は、あの時の言葉。最近、「貴巳子虎」のようなものが…。
だから、毎日描くのが楽しい。
民画の面白みは、上手な絵ばかりではないところ。自由奔放で力が抜けていて愉快で楽しい。
そんな楽しい絵を屏風にして飾って楽しんだ朝鮮時代の人々ってすごい!
人々の生活を豊かに彩る民画。
民画の屏風は部屋を楽しい雰囲気にしてくれる空間デザイン。

■略歴
1956年 横浜生まれ。1976〜86年 デザイン事務所勤務。
1986年韓国に渡り、民画と四君子を習う。
1993〜2000年 NHKハングル講座ラジオ・テキストの表紙を手がける。

■絵本
「たくさんのふしぎ・ジミンちのおもち」(福音館書店・2012年)
小松の民話「長者のよめとはすのはな」(空とこども絵本館・2015年)
「かくれんぼ 朝鮮半島のわらべ歌」(福音館書店・2016年)など。